サービス仕様書

1. サービス概要

Fleekform.com (以下「本サービス」)は、株式会社Fleekdrive(以下「当社」)が提供する以下のサービスの総称です。本サービス仕様書は、本サービスをご利用されるお客様(以下「お客様」)に対し提供するサービス仕様を定めたものです。ご提供するサービスの詳細は以下のとおりです。
  1. Fleekform
  2. Fleekform給与

1.1. 定義

本サービス仕様に記載されている用語の意義は下記のとおりです。
  • ・サーバ:当社が用意するクラウドサーバです。
  • ・クラウド:クラウドコンピューティングサービスを指すものとします。
  • ・コンテンツ : オフィス文書やイメージファイル、ムービーファイル等の電子ファイルです。

1.2. Fleekformサービス概要

クラウド環境のサーバにおいて、インターネット経由で以下、各項のサービスを提供いたします。

1.2.1.帳票出力・印刷・電子帳票サービス

クラウド型帳票出力サービスです。お客様のシステムからクラウド上の帳票出力・電子帳票システムに格納し、事前に設計したフォームとマッピングして帳票を出力します。PDFファイル形式またはExcelファイル形式で出力することが可能です。また、クラウドからインターネット回線を通じて遠隔地のプリンタに直接印刷し、その印刷ステータスを管理するジョブスプールサービス、クラウド上の電子帳票への登録と利用、帳票内の任意の項目をキーとした仕分け機能など、様々なオプションをご用意しています。また、お客様環境がSalesforceの場合は、Salesforce.com社のAppExchangeからご利用可能です。Salesforce版では、Salesforceの標準オブジェクトやカスタムオブジェクトからPDF帳票やExcel帳票を生成し、Salesforceまたは当社のファイル共有サービス「Fleekdrive」に保管することで、文書管理、ファイル共有や共同作業などのコラボレーションを実現できます。

1.3. Fleekform給与サービス概要

本サービスは、お客様が利用している給与計算アプリケーション及び、人事マスタアプリケーションと連携して、従業員の給与明細、源泉徴収票など給与業務に必要な帳票を出力するサービスです。従来の帳票ツールと違い、標準テンプレートを用意しておりますので、お客様が自分でデザインしたり、出力項目のマッピングなどの面倒な作業を必要とせず、テンププレートを選択するだけで簡単に必要な帳票を出力できます。

1.4. サービス範囲

サービス範囲については、「2.サービス仕様」記載のとおりとします。

2. サービス仕様

本サービスが提供する詳細仕様は以下各項の通りです。

2.1. プラン

ご利用になるプランごとに、ご提供する機能を定めております。FleekformおよびFleekform給与のプランや料金は、別紙「Fleekform価格表」をご覧ください。 ※ プランは変更することがございます。

2.2. Fleekformの機能

2.2.1. Fleekform 機能一覧

Fleekdriveの機能に関しては、別紙、「Fleekdrive 機能一覧表」をご覧ください。

2.3. 利用可能な言語

本サービスは、日本語、英語、中国語(簡体字)でのサービスを提供いたします。

2.4. 推奨利用環境

本サービスにおける推奨利用環境は、FleekformのHPに掲載しております。 ※FleekformのHP内の「推奨利用環境」ページで掲載しています。

2.5. 必要なアプリケーションやプラグイン

オプションサービスによっては、下記のアプリケーションやプラグインが必要です。
サービス名・ライセンス名・オプション名 必要なアプリケーション 備考
Fleekform ACT オンプレミスから帳票データを渡すには、ACTをインストールする必要があります。
Fleekform ClientPrint Fleekformのスプールからプリンタへ直接印刷するには、Fleekform ClientPrintをインストールする必要があります。

2.6. クライアントアプリケーションのライフサイクルポリシー

クライアントアプリケーションのサポート提供期間、および提供内容の基本方針をまとめたものです。本ポリシーはこれらの期間を明確にすることにより、導入する際に将来の予測をたてやすくすることを目的としています。

2.6.1. ライフサイクルポリシーの対象クライアントアプリケーション

ライフサイクルプリシーが適用される対象のアプリケーションは以下の通りです。
アプリケーション名
ACT
Fleekform ClientPrint

2.6.2. ライフサイクルポリシー

各クライアントアプリケーションのサポート対象期間のポリシーは、FleekformのHPにて掲載しています。 ※FleekformのHP内の「ライフサイクルポリシー」ページで掲載しています。

3. サービス提供条件

3.1. 提供エリア

本サービスは、日本の禁輸国(アフガニスタン、コンゴ民主共和国、コートジボワール、エリトリア、イラク、レバノン、リベリア、リビア、北朝鮮、ソマリア、スーダン)における本サービスのアクセス、もしくは利用、または日本の輸出管理法令に違反した本サービスのアクセス又は利用を許可しないものとします。 さらに、米国の禁輸国(現在キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン及びシリア)における本サービスのアクセスもしくは利用、又は米国の輸出管理法令に違反した本サービスのアクセス又は利用を許可しないものとします。

3.2. サービス提供時間

本サービスの提供時間は、原則24時間365日とします。ただし、当社メンテナンスにおける計画停止、サービスのアップグレードにおける計画停止、当社事情による緊急停止等による時間帯は提供時間の範疇ではありません。これらは全て約款に基づきます。詳しくは、「クラウドサービス利用約款」をご覧ください。

3.3. 計画停止

本サービスのメンテナンスにおける計画停止、サービスのアップグレードにおける計画停止、当社事情による緊急停止等による時間等に関しては、「クラウドサービス利用約款」が前提となります。ただし、実際の運用では、約款に記載の全ての時間帯を停止せず、日本時間の毎月第4週目の土曜日の午後22時から日曜日の午前8時を基本としています。

3.4. 目標復旧時間

サーバ機器の障害発生時は、データセンター運用管理会社のRTOに従うこととします。アプリケーションの障害発生時は、当社が障害を検知したときから24時間を目標とします。

3.5. 作業環境

3.5.1. 作業場所

当社は、本サービス提供に係わる一連の作業を、当社事業所内または当社が別途定めた場所で行うものとします。

3.5.2. 適応する作業基準

当社は、本サービスに係わるSE作業、その他を、当社が定める作業基準に従い実施するものとします。

3.6. 運用前提

3.6.1. システム稼働環境

当社は、本サービス提供に係わるシステムの稼働場所として、当社の品質基準、セキュリティ基準を満たしたデータセンターを利用するものとします。

3.6.2. 通知

当社は、本サービスにおけるお客さまに対しての通知手段として、ウェブサイト、電子メールのみを用いるものとします。

3.7. 仕様変更管理

3.7.1. 本サービスの仕様変更、及び不具合対応について

当社は、本サービスに係わる改善、不具合対応を、当社の判断により実施するものとします。

3.7.2. 通知

当社は、本項3.7.1に関するお客様への通知を、「3.6.2 通知」と同様の手段で行うものとします。

3.8. 品質確保基準

3.8.1. 品質

本サービスは、当社にて検査を行い、当社の定める品質基準に適合するものとします。

3.8.2. 性能

本サービスの提供は、インターネットを経由するため、その特性上、ダウンロード、アップロード速度等に対し特定の性能目標は定めないものとします。

3.8.3. 信頼性

当社が提供するサービスの稼働率は、「3.2 サービス提供時間」の時間を除き、99.9%を目標とします。

3.9. 証跡

利用者の証跡データは、5年間を保管期間とします。

4. プラン・利用料金・課金方式

4.1. プランと利用料金および、課金方式

本サービスのプランやオプションごとに、利用料金および課金方針が異なります。プランやオプション、課金の考え方については、別紙「Fleekform 価格表」をご覧ください。

5. サポート

5.1. サポートメニュー

本サービスは、無償サポートメニュー及び、2種類の有償サポートメニューを提供します。 サポートメニューの種類や内容については、別紙「Fleekform 価格表」をご覧ください。

5.1.1. サポート利用条件

有償サポートメニューをご利用になるお客様は、無償サポートメニューを利用することはできません。

5.1.2. クライアントアプリケーションのサポート

ACT、Fleekform ClientPrintはFleekformのオプション製品として取り扱います。このためサポート契約は、「Fleekform 価格表」のサポートメニューの内容に準拠します。

6. その他の条件、留意事項

6.1. ユーザIDの使い回しについて

ユーザID、パスワードの漏えいリスクが高まり、セキュリティレベルの低下を招きますので、1つのIDを複数人で共有することは禁止します。

6.2. 共用端末でのご利用について

共用端末でのご利用は、情報漏洩セキュリティを担保できないため、データの流出、損失の保証はいたしません。
※3月30日に以下の旧商品名の記載を修正しました。 ・2.5 表 「CSO/BOX」のサービス名、アプリケーション、備考をACTへ修正 ・2.6.1 表 「Fleekform ACT」のアプリケーション名をACTへ修正 ・5.1.2. 「クライアントアプリケーションのサポート」のアプリケーション名をACTへ修正